肺がんの転移が見つかり紹介となった50代女性、モロさん。糖尿病がひどく、血糖コントロールが必要で、まずは血糖コントロール入院、その後手術の予定となりました。
入院当日に会いに行くと
「先生は誰ですか」と聞かれました
「昨日外来で説明した〇〇ですよ」と伝えました。
そしたら「えーーーーーーーーっ」と驚かれてしまいました。
モロさん「失礼ですけど、外来の時よりだいぶ老けましたね」
おおぃ、一日しか経ってないよ、って心の中で思いながら
わたし「そういうこともありますよね」って伝えたら
モロさん「そういうこともありますか」
って返されました。
若さを保とう!疲れた様子は見せないようにしよう!!
そう思った会話でした。
・糖尿病が酷い方は基本的には手術はできません。
・なぜかというと、傷の治りが遅い、感染する、手術後血糖高値で水分バランスや電解質が狂うなど様々なことが起こり得るからです。
・ですので、手術をしないと亡くなるという場合以外は糖尿病をある程度コントロールしてからの手術となります。