外来での徒然

フィットネスクラブ

髄膜腫(良性の頭蓋内腫瘍)でてんかん、意識障害をおこし手術をしたカモトさん。手術後は再発がないか定期的に画像フォローをしています。

60代ですが、ばりばり仕事をして、外来にくると「先生のおかげで命が助かった」といつもいって感謝してくれます。

そんな言葉で単純な私は「また頑張ろう!!」と思えるわけです。

わたし「画像では再発はないです。前回の外来から何か変わったことありましたか?」

カモトさん「ちょっと、帯状疱疹にかかって肋骨の辺りが痛いんだわ」

わたし「あー、すぐに病院かかりましたか?遅くなると治っても痛いの続いたりしますよ。」
(*帯状疱疹は帯状疱疹後神経痛といって後遺症が残ることがあります)

奥様「だから言ったじゃない!、病院いけっていってもこのひとなかなかいかなかったんですよ」

カモトさん「いや体鍛え始めた直後で・・・、AIM(フィットネスクラブ)のせいかと思ったんですよ」

帯状疱疹後神経痛の痛みは結構強いことも多いので心配です。
退院後仕事をばりばりして、かつ急激に体鍛え始めて免疫力でも落ちたのでしょうか。
いろいろなことに挑戦するのは素晴らしいことだと思います。
ただ何事も少しずつ と思った出来事でした。