外来での徒然

運動不足とめまい

病院の外来には様々な人が来ます。

脳神経外科の外来にも様々な人が来ます。

年始能登で発災がおきました。避難所で生活している方もまだまだいます。
避難所から外来に通ってくる方も多いです。
PTSDに近い症状を認める方もいます。ほとんど何もできませんが、少なくとも症状が悪化しないように、外来で我々は気をつけなければいけません。

〇外来での徒然


ミキさん、内頚動脈が閉塞し脳梗塞になったのちバイパス術を行ったかたです。
バイパス術後外来で画像フォローを行っていました。
脳梗塞となる前からめまいと浮動感を認めて耳鼻科に通院しており、画像フォローの外来でもめまいの話も多かったです。
今回の地震で被災し、避難所生活を余儀なくされています。

わたし「調子はどうですか?避難所は大変ですか?」

ミキさん「調子はいいんやけどね、ちょっとした地震でおきてしまうんよ、あんまりねられないんよ」

わたし「そうですか、大変ですね。そういえば時々認めていためまいは今もありますか?」

ミキさん「あー、そういえばめまいで辛かった時期あった。水不足でさ、めまいのなか、バケツで一生懸命水運んでたんだけど、気が付いた時にはめまい消えてたわ。単なる運動不足やったんだろうか、ははは。」

 めまいは耳鼻科で見てもらっているからとのことで詳しくは聞いていませんでしたが、BPPVだったのでしょうか。
 
 家は半壊で辛い状況かと思います。そんななか外来で笑顔を見せられるくらいになってよかったと思います。
 大切なものの多くを失ったと思います、長年辛かっためまいの一つくらい治して、金輪際症状が出ないようにしてもいいんだとおもいますよ、神様。