学ぶということ

脳神経外科の血管内治療 実技

脳血管内治療専門医は脳外科医にとって必須に近い状況となっています。

いろいろな情報が世には出回っていますが、試験を受ける人たちは基本的に優秀ですので、1次試験に関して、受かる/受からないは8割情報戦です(自分の感想です)。
あとは勉強のみです。

たかだか1か月程度の勉強で勉強することがもうないわとなると多分情報戦に負けています
まぁそれでも受かるときは受かると思います。

2次試験は口頭試問と実技になります。
実技ではいろいろなことをしますが、一つ学んだことを挙げておきます。まぁそれが試験の意図かどうかはわかりませんが(笑)

〇カテーテルと(マイクロ)ガイドワイヤーで分岐血管を選ぶ
ワイヤーの形は変えられません。カテーテルも変えられません。
でも分岐血管を選ばないといけない。そんな時はどうしたらよいか

カテーテルをできる限り下げて、ワイヤーを進める!!

・カテーテルの位置が変われば、GWの動きは変わります。
・カテーテルを下げるとGWが選びたい血管にするするっと入っていきます。
・選択出来たらできる限りGWを進めてからカテーテルを上げていきます。

これは実際の血管撮影でとても重要なポイントだと思います。
カテーテルやワイヤーの形を変えたりしなくても、これを頭に入れていれば、選びたい血管を選択できることが多いです。

ただ試験ではカテーテルはわけわからないくらい下げないとだめです(笑)
(試験に受かったのは何年か前なので今はどうかしりません)